RedHat系LinuxからDebianに

目次
はじめに
何を移行するか、考えよう
移行するサービスの最新版を動かす
Debianのインストール
最後の仕上げ
 

1 はじめに

藤木総研では、従来からLaser5, CentOS, VineLinuxなどの、
パッケージングにrpm形式を採用した、RedHat系のLinuxを
長年にわたり運用してきた。
しかしながら、VineもCentOSも、2020年代になってから
安定版のサポートと更新を終了してしまった。

そこで、古くから存在し、aptによる更新とパッケージ管理が強力なDebianを
移行先のディストリビューションとして採用してみた。
今までのエントリーと違って、今回は移行作業のメモ程度の内容だが、参考になれば幸いだ。

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 この文章に対する訂正、補足、助言等は大歓迎である。みんなで幸せになろう:-)
 

2 何を移行するのか

当たり前だが重要な話として、何を旧Linuxから新Linuxに
移行するのかを考えるのが重要である。
実は、旧サーバではすでに使っていないサービスも含まれていた。
そこで、まずは新サーバで使用するサービスを洗い出した。

結果、外部サービスとしては、このページ等のWebサービスなどを移行することにした。
 

3 移行するサービスの最新版を動かす

次に、移行するサービスの最新版を旧環境で動作させる。
このときに見直しが必要なのは、旧サーバーの設定ファイルだ。
せっかくの移行なので、例えば今まで使っていた、
枯れたApache2.2系を最新のApache2.4系に
アップデートしてしまいたい。
そんなとき、設定ファイルの一部を見直す必要があるかもしれない。
そのため、まずは旧環境に最新のApache2.4系をビルドし、
設定ファイルが使えるようになるまで修正した。具体的には省くが、
モジュール周りに結構な修正があり、一部の記述が無効になっていた。
 

Debianのインストール

Debianの最新のisoイメージからDVDを作成し、
そのDVDからDebianをインストールした。
パーティションもお任せにした。
最新版のダウンロードは、以下より

https://www.debian.org/distrib/

このあたりは検索エンジンで「Debian インストール」などと
検索をかければいくらでも情報が出るので、
詳細は省略させていただく。

インストールが終わりインターネットに接続できたら、次は必要なサービスを取得する。
例えばApacheなら

[foo@bar src]$ sudo apt install apache2

これで最新のApache2.4系(2026年1月現在)がインストールされる。
 

5 最後の仕上げ

最後に、サーバとして使うためのいくつかの仕上げをした。

設定ファイルの再確認

Debianのパッケージに含まれるApache2.4では、コンパイル時に
すでにいくつかのモジュールが組み込まれているようだ。
このため、旧環境で有効化したLoadModule行を
いくつかコメントアウトする必要があった。

省電源設定の無効化

Debianは昔からデスクトップにも使えるディストリビューションであり、
デフォルトでは省電源設定が有効になっている。
また、GUIのツールでは、省電力設定が無効化できない。
このため、CUIでコマンドを打ち込んで、常時電源ON状態にする必要がある。

[foo@bar src]$ sudo systemctl mask sleep.target suspend.target hibernate.target hybrid-sleep.target

更新の自動化

aptコマンドによる更新がとても便利なDebian。
VineLinuxを使っていたときは、cronにapt-getコマンドを
含むシェルスクリプトを自作して自動更新していたのだが、
Debianでは、そのようなパッケージがすでに用意されている。
cron-aptがそれだ。
詳しい使い方は、各自でcron-aptで検索してほしい。

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